移動か定住か。モビリティと通信の分野における目覚しい技術の進歩により、ノマドワークやダブルハビタットが容易になるなど、わたしたちは選択肢を手に入れました。しかし、先祖伝来の土地に根差して生きてきた私たちが、その新しい暮らし方に馴染めるのかと訝る方もおられるかも知れません。研究者によれば、そもそも室町時代以前の庶民は盛んに移動していたそうです。出生地で生涯を終えるような生き方は近世になって、為政者に強いられたものだとすれば、前提が崩れます。全国に先駆けて少子高齢化による都市機能の縮退に向き合う地方にも目を配り、技術革新がもたらすであろう可能性についてともに考えたいと思います(イベント詳細はこちら)。
※大阪の本会場は満席となりました(3/12)。グランフロント大阪タワーC 7Fサテライト会場(ライブ配信)のご案内となります。ご了承ください。
※東京会場も満席が近づいています。お申込みはお早めに。
登壇者
コメンテーター 公益財団法人都市活力研究所 専務理事 藤本 秀司氏